お風呂場に発生する5色の汚れ、それぞれの正体を暴きます

お風呂で発生しやすい汚れを「5つの色」に分けて、正体を見てみようと思います。

白色の汚れの正体

お風呂場で発生する白色の汚れは3種類あります。

石鹸かす

水道水中に含まれるカルシウムが、人間からでる皮脂汚れや石鹸に含まれる脂肪酸と結合して「石鹸カス」が発生します。石鹸カスは柔らかめなので、爪でこすると剥がれます。

なので体を洗う洗い場で、発生することが多いのです。床や壁、カガミ、カウンター、シャーワーフックなどに付着します。

水あか

水道水中に含まれるミネラル分(カルシウム・マグネシウム・ケイ素など)が、酸素や二酸化炭素と結合したものが「水あか」です。

石鹸カスと同じ「白い汚れ」ですが、「水あか」は石鹸カスと違って、固いのが特徴です。爪でひっかいても、固くて取れにくいです。

浴槽のフチやカガミ、床など水が常にかかる場所に着きやすいです。

湯あか

「湯あか」とは皮脂汚れやそれに雑菌が繁殖して、ヌメヌメ状態です。

浴槽の内側や体を洗う洗い場で、湯あかは着きやすいです。また追い炊きしたときに、追い炊き配管の中から湯あかが出てくることもあります。

黒色の汚れの正体

黒カビ

カビの中でも代表的なのが、「黒カビ」です。カビは温度・湿度・栄養源の3つがそろうと繁殖します。なので、お風呂場はカビが繁殖する条件をすべて兼ねそなえている場所です。

「栄養源」である石鹼かすや、皮脂汚れなどを十分に洗い流すことが大切です。

天井や床、壁、ドアなど、お風呂のすべての部分でカビは発生します。

紫色の汚れの正体

紫カビ

お風呂場でカビといえば、ほとんどが黒カビですが、ときどき見かけるのが「紫カビ」です。黒カビも落とすのは難しいのですが、「紫カビ」はそれ以上に難しいと思われます。

ハウスクリーニングの専門業者でも、「紫カビ」を除去できる業者は少ないと思います。

経験上、天井や壁に発生することが多いと感じています。

ピンク色の汚れの正体

酵母

ピンク色の汚れを「カビ」と言っているかもいますが、「カビ」ではなく「酵母」です。カビと同じように温度・湿度・栄養分がそろうと繁殖します。

ただカビと違って、比較的落ちやすいです。

中性洗剤とスポンジで簡単に落とすことが出来ます。

青色の汚れの正体

浴槽の内側に「青色の汚れ(シミ)」が付着していることがあります。

これは水道水や配管から溶けだした金属イオンと、人間からでる皮脂汚れや石鹸に含まれる脂肪酸と結合した「銅せっけん」が原因です。

中性洗剤やクエン酸で洗うと落とすことが出来ます。

 

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